建築の本をつくるしごと

5,184円(本体4,800円+税)
A5 466頁
ISBN 978-4-274-21011-2
発売日 2011/04
造本デザイン=寺山祐策
八束はじめさんに初めてお会いしたのは、2010年の春だった。私はメタボリズムを中心とした60年代以降の日本の都市論を扱う本を企画し、その相談のためだった。その場で一通りお話しするなり、八束さんは「私が来年(2011年)に森美術館で行われるメタボリズム展のプロデューサーだと知っててきたのですか」と仰る。こちらは全く知る由もなかった。

企画は流れるかに思われたが、同じ席で、アメリカでの展覧会向けに「丹下-メタボリズム‐万博」を中心とした論文をいくつか英語で用意していることも話してくださった。

何週間か考えた末、「もし、良い本になるなら、英語の原稿を日本語にして本にしましょう」と提案したものが、この『メタボリズム・ネクサス』誕生の裏話である。なんとも一人逆輸入といった趣だが、いろんな偶然が重なった結果生まれた、私が企画・編集したものの記念すべき一冊目である。

メタボリズム・ネクサス


八束 はじめ[著]

メタボリズム・ネクサス