建築の本をつくるしごと

定価:15,120円(本体14,000円+税)
B5 912頁
ISBN 978-4-274-21411-0
発売日 2013/07
造本デザイン=寺山祐策
この本は丹下健三先生が生誕100周年を迎えるのに合わせて刊行された、丹下研究室・URTECを中心とした総勢48名+1名のインタビュー集です。豊川斎赫さんが博士論文を書かれた際にインタビューされた資料と、その後この本を作るためにインタビューしたものを合わせた100万字を超える記録から、およそ1年をかけて豊川さんと、文字通り二人三脚で編み込んだ本になります。+1名となっているのは黒川紀章さんを指すのですが、残念ながらインタビューは実現しなかったため、1960年ごろに丹下先生に当てた貴重な手紙資料をもとに紙面が構成されています。

インタビューを受けられたある先生が豊川さんに「これは一・五次資料だね」と仰ったそうです。この本はこの後数十年先の研究者にとっても、この本通して「何本でも論文を書ける資料を目指そうよ」、そう話し合って作られたものです。だからこの本を通して決まった筋書きがあるわけではなく、普段なら分かりやすくするために省略しそうなところも、あえてそのまま残しています。

またこの本では丹下先生が残された貴重な写真や資料も多数掲載されています。函の表紙に使われている丹下さんのドローイング中の写真は、土門拳さん撮影のものです。丹下先生が保存されていたアルバムにあったもので、裏には土門さんのサインが書かれていました。おそらく世にそれほど出ていないであろう貴重な写真だろうと思います。

※2015年日本イコモス奨励賞
  • 丹下健三とKENZO TANGE-1
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丹下健三とKENZO TANGE


豊川斎赫[編]

丹下健三とKENZO TANGE
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